このコラムではチャドクガの天敵やチャドクガの幼虫・毛虫を食べる鳥の種類についてご紹介していきたいと思います。, ツバキやサザンカなどの園芸植物に被害を及ぼす上に、人も刺して被害を与えるやっかいな害虫です。, チャクドガは目に見える、体毛には害はありません。ですが、毒針を持っておりそれに刺されてしまうわけです。, この毒針は一度皮膚に刺さってしまうとなかなか抜けません。毒針はチャクドガの幼虫も成虫も持っています。, 刺されてから2~3時間で刺された部位がまず赤く腫れあがります。そしてひどいかゆみにおそわれるのです。, ハチに刺されたほどの重篤な症状にはならないのですが、そのかゆみが長期になりやすいようです。, チャクドガに触れてしまってもその時にはなかなか気づきにくいのもやっかいなポイントです。, しばらくたってから赤く腫れあがってようやく気付くのです。その状態のまま何をせずに放っておくとだんだんかゆみがひどくなっていきます。, 夜も寝付けないぐらいにかゆくなっていきます。場合によっては熱が出たり、めまいをおこしたりもします。, ですので、チャクドガに刺されたことに気づいたら、ほうっておかずに、すぐに病院に行くことをおすすめします。, チャクドガの毒は熱に弱いので50度以上のお湯につけることで毒を無効化することができます。, ステロイド・抗ヒスタミン薬軟膏などを塗るのですが、これらはドラッグストアには置いていません。, さらに、蚊に刺されたときに塗ってひんやりするような薬、ムヒなどは効果がありません。, 効果がないどころか逆に症状を悪くしてしまいますので、絶対にムヒなどは使用しないでください。, 蚊にさされたときとは明らかに症状が異なりますので放置しておくと大変なことになりますよ。, 特にアレルギー性鼻炎や花粉症の方はチャクドガに刺された場合、症状が重くなる傾向がありますので注意が必要です。, さらに怖いことにチャクドガの毒はさされるたびに症状が重くなっていきます。一度刺されてしまうとそれで体内に抗原ができてしまいます。, そしてその状態で2度目、3度目と刺されてしまうとアレルギー反応を起こしてしまうのです。, 長袖の服を着ていれば大丈夫かというとそうもいきません。チャクドガの毒針は細いので、衣服の繊維の隙間に入り込んで肌に届いてしまうのです。, また、ハチの場合は死骸を触っただけで刺されてしまうことはないのですが、チャクドガの場合はそれでも刺されてしまうことがあります。, また、じかにチャクドガに触れていなくても、チャクドガが生息している木の下を通りかかったり、そこから風が吹いてきただけ刺されてしまうこともあるのです。, また衣服についてしまったことに気づいたらガムテープなどを使ってその部分を綺麗に除去しましょう。, 注意してほしいのは、普通に洗濯機で洗っても落ちません!むしろ、一緒に洗濯機にいれた他の衣服に広がってしまい、被害が拡大してしまいます。, また、チャクドガの毒はさきほども説明しましたが、たんぱく質なので熱に弱いのです。ですから、50度以上のお湯で洗濯すると毒を消すことができます。, 洗濯機の代わりにスチームアイロンを使ってもいいでしょう。もしくは桶にお湯を張って、そこに衣服をつけてしまうのでもいいですよね!, チャクドガに刺されてしまったら対処するしかないのですが、そもそもそれ以前に刺されたくないですよね!, チャクドガが発生するのは大体4月~10月ですので、その時期にこれらの場所にあるツバキやサザンカに必要以上に近寄らないようにしましょう!, ただ、ツバキやサザンカはせっかく観賞用の園芸植物なので、花が満開のシーズンに全く見ないのももったいないですよね。, では、チャクドガにはどんな天敵がいるのでしょうか?それは寄生バチや寄生バエがあげられます。, どんなハチやハエかというと、ドクガクロタマバチやキイロタマゴバチ、またドクガヤドリバエなどがそれにあたります。, しかしながら、これらのハチやハエという天敵がいるのだから、チャクドガの駆除は大して苦労しないってわけではないのです。, これらの天敵に比べて、チャクドガの増殖するペースがはるかに上回っており、とてもとても天敵だけではチャクドガは退治できないんだそうですよ。, また、いくらチャクドガの天敵になるとはいってもそのためにスズメバチをそのために飼うことは考えられませんよね? 笑, スズメバチは大人にも子供にも危険ですし、最悪命を落としてしまうおそれもあありますから、むしろスズメバチの方が危険です。, しかしながら、同じハチでもアシナガバチであれば、話は変わってきます。アシナガバチは非常におとなしいのです。, こちらから刺激したり、襲ったりしなければ、アシナガバチの方から人間に襲い掛かってくるようなことはありません。, なので、チャクドガ対策にアシナガバチを飼って、アシナガバチと共存するというのは一つの方法かもしれません。, チャクドガが毒をもっていて人に危害を及ぼすのはご説明しましたが、それでは植物にはどのような被害をもたらすのでしょうか?, 「え?たったそれだけ?他にも木の葉を食べる昆虫なんていくらでもいるでしょ?」と思うかもしれません。, 確かに他にも木の葉を食べる昆虫はいますが、チャクドガはその食べる量が桁違いなのです!, そして、そのチャクドガの幼虫は成長とともに木の全体を移動しながら木の葉を食べ続けます。, せっかく観賞用にツバキやサザンカを植えていても、こんな風に全て葉を食べられてしまったらそれが台無しになってしまいますよね!, ただ、これらの鳥に関しても、そんなに好んでチャクドガを食べるわけではないようです。, ですから、チャクドガ対策に庭や畑にこれらの鳥を飼ってみても、そんなに効果は期待できないようですよ。, しかしながら、全く役にたたないというわけでもありませんし、これらの鳥の中には人間に危害を加えるよなものも存在しませんよね。, チャクドガが好むような植物や家の軒下などに巣箱を設置したり、これらの鳥が好むような実がなる植物を近くに植えてあげるのも一つの手ではないでしょうか?, 天敵はいるにはいますが、すでにご説明した通り、天敵だけでは数量的にチャクドガに太刀打ちできません。, 実は、卵のうちに駆除してしまうのが一番効率がよく確実な方法なのですが、それについては別のコラムでご紹介したいと思います。, それではすでに卵から孵化したチャクドガの幼虫や成虫の駆除にはどうしたらよいのでしょうか?, 毒があって近づいただけでも刺されてしまうわけですから、叩き潰す、踏みつぶすなどの方法は到底おすすめできませんよね。, 木の葉や枝にチャクドガの幼虫がついている場合には、その木の葉や枝ごと切り取って、処分してしまいましょう。, でもそれでは駆除できない場合は殺虫剤を使うしかありません。どんな殺虫剤を使うかは状況によってかわってきますよ。, すでに木の全体にチャクドガが拡散してしまっている場合は、液体殺虫剤で一掃してしまいましょう。, 数匹程度が家に侵入したらそれはなるべく近づかないように注意して殺虫剤スプレーでやっつけてしまいましょう。, また建物にチャクドガが近寄らないようにしたいのであれば、殺虫剤を外壁や窓枠に広い範囲で散布しておくとよいでしょう。, 一匹、二匹程度ならそんなにおそれることはありませんが、この場合でも注意してほしいのは殺した後も死体には絶対手で触れないようにしてください。, 死骸でも毒をもっていますので、刺されてしまいます。刺されてしまってはせっかく退治した甲斐がないですよね。, 見た目的にはゴキブリほどグロテスクではありませんし、単なる蛾の一種かと思ってしまいますが、毒をもっていることを考えるとゴキブリよりずっと恐ろしいですよね!, 特にツバキやサザンカなどが家の庭や家の近くにあるような家やオフイスにいる方には注意するようにしてもらいたいと思います。, ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?チャクドガって駆除するのも大変でやっかいな害虫ですね。, ハチや鳥が食べてくれるとはいっても大して期待はできないので、人間がなんとか対処するしかないのですね。, 私も刺されたことはありませんが、蚊にさされた程度に考えて放っておくと大変なことになるので、正しい知識を身に着けて、いざという時に対処したいと思います。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。.